東海社会人1部リーグ 第4節
ChukyoUnivFC1-3FC鈴鹿ランポーレ得点者
CUFC 小西
鈴鹿 北野×2 鈴木
まだ6月だってのに紫外線キツいわ暑さは容赦ないわ…7月8月はどうなるんだこれ…となるような暑さの中京大。
人工芝にこの暑さではスタミナ消耗は必至。技術、戦術だけでなく体力も精神力も問われるタフな環境。市役所との競り合いを制した鈴鹿。セカンド相手に0-2からひっくり返したCUFC。どちらも前節に勝利したクラブ同士の対決は午前のうちからキックオフとなりました。

どっちも4-5-1だけど中盤の形がそれぞれ違う形で始まったのですが、試合は始まってからしばらくずーっと鈴鹿の一方的なペース。2列目の3人にボランチの徳地が絡んでパスワークが冴え渡ってCUFCの守備網はズタズタに。そのタクトを握っていたのはトップ下に位置する専修大からのルーキー鈴木。抜群のタッチとパスの冴えで鈴鹿のパスワークの中心となりリズムは鈴鹿の物。前半の早い時間にその中盤からのボールを決める役を担った1トップ北野の右足が一閃どころか二閃!豪快なシュート2発であっと言う間に鈴鹿が2点先制。
これにたまりかねたCUFC吉田監督。前半でアンカーの成松を諦めて石田を投入して鈴木にマンマークを付ける。これがハマってCUFCも試合を巻き戻しだしてこちらも中盤で試合を落ち着かせると短いパスを繋いで最後は右の石田がドリブルから決めて1点差。
前半はこのまま1-2で終わり。鈴木を消されただけでこうも鈴鹿が機能不全になるとは思わなかったが試合は全くわからないものに。鈴鹿が先に3点目を取れば詰みに出来るとは思ったが追いつかれたら全くわかんなくなるなぁ…とも。
後半に入っても試合は一進一退。鈴鹿もようやく動いて青島を投入して鈴木を1列下げてボランチに。これで多少なりリズムを戻した鈴鹿は後半の半ばから試合の流れを取り戻して優勢に。どうにか追加点を…と思う鈴鹿サポの願いは叶って北野の単騎突破から最後はボランチに下がってフリーになっていた鈴木に豪快に蹴りこまれようやくとどめを。
鈴鹿が1敗を守って2位浮上となる試合となりましたがやはり光ったのは北野と鈴木。3点全部に絡んだ1トップ北野も見事でしたがそれを生み出したのは鈴木を中心とした中盤の働きがあってのものでしょう。逆に鈴木を消されてた時間は北野もついでに消されてた。したがって今の鈴鹿は鈴木のチームと言っていいでしょう。矢崎にコテンパンにされた試合は鈴木が負傷で不在だったって話でしたのでさもありなん…と。依存してるわけでもないのに消された瞬間チーム力が落ちたってのは非常にマズい傾向。課題はこの部分でしょう。
CUFCはアンカーの人選ミスだったのかなぁ…初手から石田でマンマークだったらどうなってたか。前半で即座に手を打って直した手腕はお見事でしたが…セカンド戦をひっくり返した試合もそうだし先日の刈谷戦も追い上げを見せた。最後まで食らいついてくるしつこいチームになってきてるので後は失点自体を減らすことかと。つくづく前半の連続失点が勿体無かった…
この後は第2試合。名古屋クラブvs岐阜セカンド。