J2リーグ第16節
横浜FC2-0FC岐阜
得点者
横浜 大黒 西田
11節GWの徳島戦から1勝5敗。
得点1失点13。
完全に非常事態宣言状態です。
開幕10試合が5割だったにも関わらず夏を待たずしてのこの失速っぷり。今J2で一番状態が悪いチームは岐阜で間違いないと思います。
その原因は1にも2にもボールをちっとも大事に出来ずに簡単にロスト→相手のボールになる→守勢に回る時間が増えて我慢仕切れず失点して終了。このチャートが延々と続いている状況。見ている側の閉塞感も大概だけどやってるほうはもっとキツい状況なのが察せます。
とうとう倉田さんもこれまでずっとやってこなかった秋田SBでの昨年型ライン4に着手したけど、それだけでも後半に失点こそすれど多少なりとも良化した姿を見たら今までなんだったんだ・・・とやるせない想いも沸いてきてしまいます。
この試合の決定的な差は大黒の存在って言ってしまえばそれまでなんだけど、得点に至った柳澤の2本の右クロスに代表されるような「これで決めてくれ!」ってメッセージの入ったパスの質量の差だったと思います。今日に限って言えば岐阜にも決定的なシーンは複数回あったけど、相手からすれば怖いと感じたシーンはそんなになかったんじゃないかなぁ。せいぜい80分のオフサイドで取り消しになったシーンくらいか。なんせ(大竹奈美さんだから納得はいくが)ピッチレポーターにまで今の岐阜の問題点を完璧に看破されてるくらいですからね・・・相手からすれば対策も簡単なんでしょうよ。
競艇での例えで申し訳ないけど、どんなにダメなエンジンでもいきなり部品全とっかえってことはそうそう滅多にある話ではないんです。それをやっちゃうと本当にどこがダメなのかわかんないまま、いい部品までダメにしてしまうから。まずはプロペラ、その次にギアケースや電気といった外回り。それでもダメならピストンにリング。これでもダメならスリーブやクランクシャフトって大手術・・・地道でなおかつ絶対の正解がない作業の繰り返しってのは競艇の整備もサッカーのチーム作りも本筋は変わらない。しかも今日の正解は明日も正解とは限らない。ただ倉田さんの今までのやり方は間違ってたと思う。スタートはそこを認めてそこからどう手を加えるかではないかと思います。
岡山戦は今の状況では変わらず行けません。現場のみなさんお疲れ様でした。
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