2度も死んだ身でありながら大事に大事に取っておいた「輪番カード」をここしかないってタイミングで切って地域CLへ駒を進めた刈谷。こういった幸運はえてして実るもんなんだけど今年1年の刈谷の戦い見てるとなぁ…組み合わせに恵まれたので市原に行ける可能性はそれなりにはあるとは思ってるけど…
2位 FC刈谷
10勝3分1敗 勝ち点33
得点35 失点15
チーム得点王 中野裕太 13得点(リーグ得点王)
2017FC刈谷キーワード「再挑戦」
今期リーグ成績
vs東学 2-1○
vs豊田 1-1△
vs常葉 6-0○
vs伊勢 4-1○
vs鈴鹿 1-1△
vs岐阜 2-1○
vs豊田 4-3○
vs常葉 2-1○
vs中京 2-2△
vs中京 1-0○
vs東学 3-0○
vs岐阜 4-1○
vs伊勢 1-2●
vs鈴鹿 2-1○
全社愛知予選
vs中京大 1-1(PK5-6)▲
半分近く見てるが今年の刈谷を見て「強い」と感じた試合は最後の鈴鹿くらいだった。つか伊勢志摩戦で負けたときにも書いたがよくリーグ12試合無敗で来れたもんだと感心したくらいだ。後半ATでの同点、勝ち越し劇がいくつもあったがそれは裏返せばそこまでに試合を決めれなかったってことだしね。そのくらいに今年の刈谷は不安定さが目についたし攻撃の引き出しの少なさが目に余った。ただただ強い武器で殴るだけで戦い方もクソもない試合も幾つか目にした。個人的には開幕戦の東学戦と引き分けたCUFC戦は限りなく負けに近い中身だったと思ってる。それでも勝ち点取れるんだから底力はあるんだろうけどCUFCはともかく、東学は普通に退けなきゃいけない相手だったはずだ。この東学戦、その前に見た全社愛知での中京大戦を見て、僕は飯塚監督が「自分達のサッカー病」に罹ってねぇか?って疑惑を持った。それも結構な深度の。これまで何度か書いたが攻撃の引き出しを作るのは最終的にはピッチ上の選手には違いない。けど練習においてそれをコーディネイトするのが監督の仕事では無いだろうか?伝え聞くレベルの話ではこの辺りに少し疑問が残ってた。それでも最終戦の鈴鹿戦後のコメントでやっと目が覚めたか!って中身のコメントがあったので今年はそれ相応の準備をして臨んでくれると信じている。どうやら福井にも足を運んでいたようだし…
心配はやはり全社を戦ってない点。去年もそうだったけどTMでの3連戦のシュミレーションとガチンコ勝負の3~5連戦で得れる物の差は計り知れない。
幸いなことに鹿児島ラウンドで戦う十勝、女川は全社欠席。T宮崎も2戦目で終わったのでどこもガチンコ3連戦をやってない。去年富山で女川に負けてるが二度も遅れを取る相手ではないはず。敵は事実上宮崎のみのはず。はず…だけど去年の悔しさを覚えてるメンバーばかり。締めすぎなくらいに気を引き締めないといけないし緩んだまま勝てる相手では絶対に無い。どうせ2度死んでる身。開き直って戦ってくればいいです。きっちり相手リスペクトして対策練って戦えば勝てるだけのメンバーは揃ってるはずです。去年。いや、一昨年からの再出発。3度目の正直。叶えよ、今。
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