ヴィッセル神戸よりMF廣田隆治選手、期限付き移籍で加入のお知らせ。
神戸 http://www.vissel-kobe.co.jp/whatsnew/wn_2959.html
岐阜 http://www.fc-gifu.com/news/post-1460.html
発表見て誰やそれ?と思ったらそれもそのはず。今年はユース所属なんだもん。
ユースから神戸のトップに昇格させて即座に岐阜にレンタルって形なんですね。僕の記憶にある限りJリーグでこのようなレンタル移籍は初めてのはず。ユース所属選手が他所のトップと完全契約したパターンなら幾つかあるんですけどね。
このレンタル、岐阜からオファーを出したとは考え難い。今年から正道がスカウト活動を始めたとのことだったがユースまで手を回せるとは思えない。ユースカップでも岐阜と神戸は別の組だったし。神戸から話が回ってきて岐阜が受けたって考えるほうが僕はしっくりくる話ですね。それにしたって神戸も実にスパルタな育成をするなぁってのが第一印象でした。と言うのもJリーグファンなら神戸の育成体制がすごく充実してるってのは割と知られている話です。三木谷オーナーがポケットマネーでユースと若手の寮を設置して滝川第二の監督をユースの責任者として招聘するなど積極的なユース投資をしてきて近年関西でも屈指の強豪として名をあげてきた育成組織です。そんな環境からないないずくしの岐阜に来ることで精神がたくましくなるか潰れるか今の段階では全く想像がつかないのが正直なところです。もちろん来てくれた以上は押谷のように活躍してほしいんですけどね。そうでないと彼も岐阜も不幸な結果にしかならない。神戸と岐阜の壮大な実験と僕は捉えてます。当然彼も環境を承知の上で岐阜に来るんだろうし・・・
なんか岐阜駅に今日までに発表になった新加入選手と行徳さんの顔写真が貼ってあるらしいですね。クラブも色々頑張ってはいるんでしょうけどね。これでIN6名。OUT10名。クラブは仕事納めなんで何かあるとしたら明日だけでしょうね。
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ぼくの記憶でもFC東京の阿部巧がトップ昇格1年目で横浜FCにレンタルされた(早期レギュラー獲得)くらいしかないです。
先進国だとユース卒業後も『トップで出場してプロとして飯が食えるまで』を゛育成期間゛として見る向きがあるようです。日本では『ユースまでが育成』とゆー固定観念があるようで、トップに上がったら『自分でなんとかしろ』的な感じが強く… と、いつの間にか細かい話に夢中になってしまった(笑)
それはともかく、神戸もいい若手がいつつもトップで十分な戦力まで育ってないのが現状です。例えば小川だったり、森岡だったり、有田だったり。 有田は愛媛に今年3年目でレンタルされました。←これが日本の通例
レイソルなんかはレンタルを積極的に使いよそで試合経験を積ませるやり方を選んでます。まだ一期生なので今後どうなるのか分かりませんが。。。
コメントありがとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
18~22歳の高卒から大卒の4年間で実践経験積めないってのは選手生活においては損失以外ないですよね。大学サッカーが重宝されるのは日本の学歴優先主義もあるけどプロで出来ない実践経験を積めることで成長を促せるって一点ですし。
悪環境でも試合で経験を積むべきか良環境でいい選手らと練習するほうが成長を促せれるかは正解はないんでしょうね。この試みが成功することを願うばかりです。