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緑区生まれの緑区育ち。応援するのは緑のFC岐阜に競艇で穴を買うなら緑の6号艇!そんな緑にまみれた男のブログです。

大分の思い出~プレイバック地域決勝~vor4

決戦の最終日。2006年12月3日日曜日。


浦和レッズの優勝で幕を閉じたJリーグも終わり、国内の主な大会はこの地域決勝と天皇杯のみとなった。


その地域決勝の最終日は薄曇りだった・・・と思う。温暖な九州とは言え12月の曇り空は肌寒い・・・前日からの強行軍もあって僕の体調は決して良いとは言えなかったが、そんな泣き言言ってられる状況でもない。


「この日で決めたい・・・」


この年のJFL昇格枠は1,5。自動昇格は優勝のみだ。2位になったら入替戦になる。この日は第2試合のFC岐阜。第1試合でTDKが90分ならもちろん、PK勝ちでも優勝となりその瞬間自動昇格はTDKに決まる。そうなると第2試合で勝ってもJFLの最下位と入替戦だ。もちろん負ければ終わりだ。


したがって理想のシナリオは岡山PK勝ちがベスト。岡山90分勝ちなら長崎戦でどんだけ点を取れるかの得失点差勝負になる。僕は心の中で岡山頑張ってくれ・・・と願っていた。


けれど・・・


TDKのサッカーはなぜここまで来れたかと僕を納得させるだけの内容のあるものだった。


個々の能力が決して高いわけではない。けどチームの約束事がしっかり浸透して誰一人サボることをしない。選手層の薄さは審判に逆らわず極力カードをもらわないことで出場停止を回避することでカバー。派手さはないがえてしてこうゆうチームはスルスルと上がってくるものだ。TDKは強かった。僕は甘かったのだ。


ロングスローを頭一発で合わせて先制したTDK。堅い守りでいたずらに時は過ぎていく。


このままか・・・と覚悟したその時だ。


岡山の助っ人外人、ジェフルソンの右足がTDKのネットを揺らした。同点だ!


この時僕はちょうどTDKのGK、小野の後ろにいた。ジェフルソンのゴールをちょうど目の前で見た僕は拳を突き上げていた。


このまま終われ!PKに入れ!!その願いは通じた。けれど・・・


勝利の女神は岡山にそっぽを向いた・・・


TDKPK勝ち。自動昇格はTDKに決まった。


喜びに沸くTDKサポーターに祝福の言葉と同時に「来年また戦りましょう。」と口に出ていた。こうなった以上長崎に負けることは許されない。2位への条件は「90分で負けないこと」だった。


けどもう頭がグチャグチャになってた僕は計算も出来ず、「PK負けもダメ」と勘違いをしていたのだ。


引き分けOKと90分勝利以外NGではゲームプランだって全然違っていただろう・・・選手達の心理は僕が勘違いしていたのもあり今もわかんない。3点差以上の勝利なら2位に滑り込める長崎は前掛り気味だった。その裏を突いて池元が長崎ゴールに流し込む。望外の10分以内の先制点。これでイニシャティブは岐阜が握った。


長崎は国見高校を全国優勝に何度も導いた小峰さんの人脈もあり、それこそ過去の静岡FC以上の直前補強を仕掛けてきた。岐阜の6名(池元、長谷川、菊池、木島、山田、日野)をはるかに上回る数だ。ネームバリューでも上回っていたこともあり、評価は長崎>岐阜だった。


けど、直前の大量補強は総じて失敗するという歴史を彼らは繰り返してしまったのだ。九州リーグでの長崎は知らないが少なくてもあの日岐阜と戦った長崎はその前に見たTDKより個で勝り質で劣るサッカーだった。


それでもこのままでは終われない長崎は松本山雅からレンタルしていた白尾に抜け出されて決められ同点。前半は1-1で折り返す。


後半の内容はハッキリ言って覚えてない。


覚えていることは3つ。


ずっと岐阜のサポーター席に向って何かを喚いていた長崎サポがいたこと。


終了間際に倒れた長崎の選手をスルーして池元が決勝弾を叩き込んだこと。


そのことで猛抗議した佐野裕哉(現北九州)が退場を喰らいその後すぐに終了したこと。それにともない激高した長崎サポが残念な振る舞いをしたことだ。


FC岐阜2-1V・ファーレン長崎

得点者

岐阜 池元×2

長崎 白尾

※長崎の佐野が警告2枚で退場。


最終結果はこうなった。

TDK 勝ち点7 +1

岐阜 勝ち点6 +3

岡山 勝ち点4 0

長崎 勝ち点1 -3


結局2位となり入替戦に回ることになった。入替戦の相手はホンダロック。


僕は「万が一入替戦になっても流経大だけは勘弁してくれ・・・」と願っていた。Jリーグ予備校とも言われかねないくらいの陣容を誇る流経大1軍に出張られたら流石に分が悪い・・・と睨んでいたからだ。けどロックならTDK戦みたいな不覚さえ取られなければいけるって確信があった。根拠は前年に一度刈谷vsロックを見ていてロックの内容をある程度記憶してたからだ。少なくてもTDKより下だった。


この時点で入替戦の日程はわからなかった。けど2週間後か3週間後かにまた九州に飛ぶことになったのが確実になっただけだ。もう僕は腹括っていた。宮崎だろうと何だろうと最後まで付き合うと。金のことは少しは頭にあったが、もう金よりも昇格のことが最優先だった。


大分の友人に大分空港まで送ってもらい、「またすぐに九州来るわw」と軽口を叩きつつ時間を過ごし、搭乗の時間が近づいた。別れ際に僕はこう言った。


「いつかビッグアイで戦ろうな。」


図らずもそれはJ2の舞台で4年の時を待って実現されることになった・・・


僕のこの台詞はJ1を想定してのものだったのに・・・


あの時の大分トリニータは憧れだった。けど今の大分トリニータは同じカテゴリーの敵チームだ。


ライバルと言うにはおこがましい。けど同じカテゴリーであれば勝てる可能性だってないわけではないはずだ。あの時の憧れと明後日には対峙してる。これもまた時の流れの賜物なんだろう。


僕は大分へは行かない。もう少し時期がよければまだ考える余地はあったんだが・・・今はどうにも無理だった・・・


今回大分に行く仲間の中には地域決勝を知るメンバーもそうでないメンバーもいるだろう。もし時間が許せば大分スポーツパークのあのグランドに足を伸ばして欲しい。口論議、長良川、浜川、そして大分はFC岐阜昇格の歴史の聖地だからね。


僕の大分の思い出はこれでおしまい。入替戦のことは明日明後日で書ければと思ってます。


大分の思い出 ~プレイバック地域決勝~ 完

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