駆け足でやってきた前期総括。今日は勝ち点差わずか1でしのぎを削るマルヤスとセカンド。下馬評で◎も目立ったセカンドに対してマルヤスは昨年の事もあってほぼ無印。マルヤス贔屓の僕でもよくて4番手って評価でしたが・・・
2位 マルヤス工業
5勝1分1敗
勝ち点16
得点18 失点7
今季観戦数 5試合(vs刈谷※全社予選 vs鈴鹿 vsセカンド vs中京大 vs矢崎)
チーム得点王 築館秀飛 4得点
警告状況 警告7枚 退場1枚
採用システム 4-1-4-1
得点も失点もリーグ2位。2位って成績もさもありなん。前期最大のサプライズはこのチームの躍進で異論はないはずです。そのくらい昨年から一変してます。
これまではボックスの4-4-2で2年見てましたが今年はじめて観た刈谷との全社予選では円山の1トップ。この日は4-2-3-1だったと記憶してるけど・・・けっこう初見の選手が多く、この1トップはあくまでもオプションだと思ってたんですけどね・・・リーグ最初の鈴鹿戦で1トップだったのには本気で驚きでした。
この成績の主な要因はボールの取り方の徹底と取ってからに迷いが無い事が大きいかなと。ボールホルダーに複数で常にアタックして奪ったらサイドに開く。攻撃のパターンは決して豊富ではない。ただやることに迷いが無い分速いんですよね。今の岐阜でも参考にしたい部分は割とある。特に岐阜も4-1-4-1をやったので余計に。
一昨年は片山がすごく光ってた。去年は築館がすごく伸びたと感じた。今年は矢崎戦で濱崎に触れたけどそれ以上に平野が良くなってきてると感じてる。セカンドトップとして開花しつつありますね。去年まではゴール前で落ち着きないなぁって印象だったんですが。そして唯一の加入選手の河本もポジションを確保して闘将山村としっかり強固な壁を作ってます。個々の力って意味ではクラブ勢には劣るかもしれないけど組織力ではリーグ1の力があります。後期はマークされる立場になり、特に刈谷と鈴鹿は眼の色変えて向かってくるのは必至。これをいなせば8月5日にセカンドとの大一番@北西部が待っている。この試合の勝者がリーグ覇者になるかもね・・・その前に刈谷と鈴鹿をクリアするってのは決して楽ではないんですが。
懸念材料は選手層が少し薄いって点。特に山村は絶対替り効かんぞ。入念にケアをしてコンディションは良好のようですしCBで全試合出ながら警告0は素晴らしいの一言。チーム全体でも警告はリーグ最少です。06年のTDKにダブる部分が結構あるんですよね。今年のマルヤス。
日程見る限り後期はマルヤス中心の観戦予定になるかな・・・全部って事にはならんししないけど。少なくても7月のリーグは全部マルヤス絡みだな。
1位 FC岐阜SECOND
5勝2分0敗
勝ち点17
得点23 失点9
今季観戦数 8試合 (vs若鮎 vs各務原 vsリベルタ※以上全社予選 vs矢崎 vs中京大 vsCUFC vsマルヤス vs鈴鹿)
チーム得点王 深山翔平 5得点
警告状況 警告10枚 退場1枚
採用システム 4-4-2 ただし市役所戦は3-5-2だったとのこと。
ダントツの得点数なんですがここ3試合は1点1点2点と一息状況。
そして気になるのが失点数。首位でありながら1試合平均1失点オーバーはハッキリ言っていただけない。刈谷の時に触れたけど攻撃は水物。守備はベースって考えからしたら危なっかしい要素はなくはないんですよね・・・
しかし得点23は1試合平均3点オーバー。これだけの得点力あればそりゃ1位だわなぁ・・・と。チーム得点王はルーキー深山ですが4点でエースの松江に意外性の遠藤もいる。そして復活のファンタジスタ中村も。どこからでも点が取れるチームです。鳥栖から加入した柳澤も複数のポジションで既に試合に出ています。
そのかわり失点数が表すように隙も相当にあるチームとも。現時点では地域決勝ではまだ怖い。もちろん後期に向けてセカンドにも包囲網が敷かれるのは間違いない。つかそれを突破出来ないのであればそもそも優勝出来ない。少なくてもMYFCは去年東海で無敗だ。そしてそのMYFCが地域決勝が地域決勝でどれだけ苦戦したかはみんなよくご存知でしょうに。まだセカンドはMYFCのレベルに至ってない・・・と思う。
母屋のアレでアレな状況もあってセカンドに対しても色んな思いや雑音が聞こえます。まずは目先のリーグに集中。国体総決算の年ですし何らかの結果が欲しい。そのための第一冠がこの東海制覇になるはず。セカンドは包囲網を破れるか?
前期総括はこれで終わり。今週の豊川から僕の後期も始まります。
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